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【炊飯実演】マイコン釜とIH釜はそれほど差はあるのか?

マイコン式よりIH式の方がおいしく炊ける
というのが
現在の電気炊飯器の常識になってます。

その最大の理由が
IHの方が火力が大きい。
という所になります。

厳密には電気炊飯器では直火は使いませんので
「火力」の考え方としては
釜内に熱を加えてから沸騰させる力
としてることが多いです。
釜内に熱をいれて、沸騰するまでの時間が
早いほうがごはんの味が出るため
火力が大きい=おいしく炊ける
という事になってます。

果たしてその理論は本当なのか
実際にご飯を炊いて確かめてみました。

ちなみに、マイコン式とIH式の違いについて
詳しい説明はコチラへどうぞ
⇒⇒マイコン式ってなに?IH式ってなに?

今回実演した炊飯器


takikurabe_02.jpg

左:象印 NL-BA05(マイコン式、3合炊き)
右:象印 NP-GF05(IH式、3合炊き)

同じお米を使っても、メーカーで
炊き上がりにばらつきがあるので、
敢えて同じ「象印さん」でそろえてみました。

外形はIHタイプのGF05の方が
若干小さいです。

詳しい外寸は一番下のスペックでご確認を
takikurabe_03.jpg
takikurabe_04.jpg
内釜も比較。
左がマイコン式のBA05、右がIH式のGF05です。
底はGF05の方が丸くなってます。

ただ、重さはどちらも同じくらいです。
IH式は発熱体であるステンレスが入ってるので
アルミのみであるマイコン式と比べて
重いと思われがちですが・・・

質量だけを比較すると
ステンレスの方が重いのですが
釜厚がBA05の方があるので(2.5mm)
差がないということだと思います。
(ちなみにGF05は1.7mm)

実際に炊飯実演


takikurabe_05.jpg
供に3合炊きタイプなので、
1合でお米は「つや姫」を使用。

多分1回の実演だけでは
バラツキもあると思うので、
2回実演をしています。
今回はその2つのデータも併せて
載せていきたいと思います。
(写真はすべて2回目のものになります。)

まず、同時に炊飯ボタンを押したら
炊飯目安時間が
NP-BA05(マイコン):60分
NP-GF05(IH):57分
と表示。(2回とも同じ)

しかしながら、実際に炊き上がった時間は・・・
●1回目
NP-BA05(マイコン):55分
NP-GF05(IH):55分(10秒遅れ)
●2回目
NP-BA05(マイコン):59分
NP-GF05(IH):56分
という結果になりました。

※以下より、わかりやすくするため
BA05はマイコン式、
GF05はIH式で表記します。


炊き立てのごはんの状態はこんな感じ
takikurabe_06.jpg
takikurabe_07.jpg
こちらはマイコン式
takikurabe_08.jpg
こちらはIH式です。
底が丸いので、中心がへこんだ感じになってます。
写真ではよくわかりませんが、
1回目はマイコン式の方が
ちょっと白っぽい感じがしましたが、
2回目はどちらも色の違いは感じませんでした。

さて、実食


まず、炊き立ての状態の物を食べ比べました。
takikurabe_15.jpg
まず、1番違ったのは香り。
GFの方が香ばしい香りがしました。
BAに関しては、1回目はちょっと金属くさい感じがしましたが、
2回目はそれは感じませんでした。

その他のデータは
さほどの差は感じませんでした。

takikurabe_09.jpg
次、炊き立てのご飯をラップして
冷ました状態(5時間)の物を実食。
takikurabe_16.jpg

特に硬さ(水分量)が
1回目はマイコン式、2回目はIH式の方が
ごはんのしっとり感を感じました。

takikurabe_11.jpg
続いて、保温を8時間したごはんを実食。
takikurabe_17.jpg

保温をすることによって、
2回目の方は
マイコン式のBAの方に
今までなかった金属臭さが出てきてしまい
それが味にも含まれた感じがしました。
ただ、甘み自体に差はない気がしました。

その、気になるマイコン式の
BA05の金属臭について、
思うに、BAは新品だった可能性があります。

1回目は炊き上がり時間も
摩訶不思議な感じでした。
新品だった場合、使いはじめは動作が
若干不安定になりがちです。
今回の実演に関しては
実際は2回目のデータを信じた方が
いいのかもしれませんね。

その他気づいたこと


まず、内釜のご飯のこびりつき具合が違いました。
takikurabe_13.jpg
takikurabe_14.jpg
こちらがマイコン式の内釜。
ごはんがこびりつかないように
コーティングはされてるのですが、
ごはんが少なくなっていくうちに
何だか釜に引っ付いちゃって
ムリに取ろうとしたら、もち状になってしまいました。

これは実演した2回とも
このようになりましたね。

takikurabe_12.jpg
こちらはIHのGF05。
私が普段使っているIH釜同様
残り少なくなってもこびりつくことなく
ご飯がすっきり取れました。

そしてびっくりなことに、2機種とも
保温時間が際限なくカウントされること

通常24時間とか40時間とか
メーカーさんが保温推奨時間を過ぎたら
カウントは止まるのですが、
この2機種に関しては、
こちらが保温を切るか、電源を切るかしなければ
永遠にカウントされる?!

ちなみに、どれくらいカウントされるのか
内釜に水を入れてずっと保温をしてみたら・・・
takikurabe_10.jpg
45時間過ぎてもカウント中(^^;
さすがにここで切りました。

パンフレットを確認したら、
この2機種に関しては保温時間の記載がないので
設定していたら永遠に
カウントされちゃうのかもしれません┐(´д`)┌

実演まとめ


まず、炊けたごはんについて
炊き時間、甘み、硬さなどの差は
感じられませんでした。

強いて言うならば、
マイコン式であるBA05の金属臭に関して
炊き比べて初めて分かったことなので、
よほど敏感な人じゃないと、単独で使った場合
あまり感じないものだと思います。

ただ、使い勝手で考えると
内釜のコーティングに差があると思います。

それから、マイコン式は
マグネットプラグな物が殆どです。
これに関しては賛否両論あるかと思いますが・・・
別の記事で書いてますので
ご参考頂ければと思います。
マグネットプラグにご注意を

3合炊きに関しては
廉価版IHとマイコン式には
炊き上がったごはんの味に価格程の差はない。
っていうのが結論です。

あとは上記に書きましたとおり、
使い勝手を考えたり、
耐久性を考えるとIHに分があると思いますので、
使う期間や置き場所とかを考えて
どちらかを判断するのが
いいのではないでしょうか。

今回実演に使用した機種



象印 IH炊飯器 NP-GF05
◇スペック◇
炊飯方式:IH
内釜素材:多層釜(ステンレス、アルミ)
内釜保証:なし
液晶表示:オレンジくっきり液晶
その他機能:メニュー数8*、保温、パン(発酵、焼き)
外形サイズ(㎝)/質量(kg):23.0×32.0×19.0/約3.2
◇発売日◇2013年01月21日
finger01.gif価格情報はコチラ⇒|Amazon楽天市場Yahoo!ショッピング
*白米、エコ炊飯、白米急速、炊き込み、おかゆ、金芽米、雑穀米、玄米
※使用器材はエディオンさんオリジナルモデルですが、スペックは同等です。


象印 マイコン炊飯器 NL-BA05
◇スペック◇
炊飯方式:マイコン
内釜素材:アルミ
内釜保証:なし
液晶表示:通常液晶
その他機能:メニュー数8*、保温、パン(発酵、焼き)
外形サイズ(㎝)/質量(kg):23.5×32.5×19.5/約2.6
◇発売日◇2015年02月01日
finger01.gif価格情報はコチラ⇒|Amazon楽天市場Yahoo!ショッピング
*白米、エコ炊飯、白米急速、炊き込み、おかゆ、金芽米、雑穀米、玄米

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