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炊飯器の内釜の材質は重要視すべし

「この内釜がごはんをおいしくする!!」とか
「内釜の材質がいいとご飯がおいしくなる!」とか
パンフレットに書かれてたり
販売員さんが連呼してたりしますが、

内釜ってそんなに重要か?
って疑問をお持ちの方も多いと思います。
答えははい「重要です」
今回は、どのように重要かをお話したいと思います。

ごはんのおいしさは「火力」で決まる。

漠然と「火力」と書きましたが、
まず火をつけてから、釜内の温度上昇が早ければ早いほど
ごはん粒がつぶれず、うまみ成分が
しっかりごはんに留まってくれるわけでして。
「火力」が強ければ強いほど、より理想的なごはんに
なるわけです。

炊飯器の様々な機能のなかで、
内釜はその「火力」に直接関わる部分。
ごはんの味自体を出すところで
とても重要な部分を担ってます。

なので、あながちパンフや販売員さんの言ってることは
間違ってはいないのですが、

内釜の素材は高級であればいいってわけでもなく、
その加熱方法によって
適したものであったり、そうでなかったりします。

まずは、そのあたりからお話していきたいと思います。

マイコン式ならアルミ釜が一番いい

マイコン式は本体下部にあるヒーターで加熱する方式です。
しくみはガスコンロと同じ。
その特性で言うと、熱伝導率がいいアルミが
一番適していると思います。

マイコン式の内釜はアルミかステンレスに分かれます。
販売価格はステンレス釜の方が上の物が多いですが、
ステンレスは熱伝導率はとても悪く、
そのために何層にも重ねて「多層釜」になってます。

ただ、熱伝導率がアルミの方が10倍くらい高いので
わざわざ多層にして厚釜にしてまで
ステンレスにする必要はないと思います。
確かにステンレスの方が丈夫という利点はありますが(^^;

5.5合〜1升のマイコン式は「炊くだけ」レベルが殆どですが
3合のマイコン式はまだまだ種類は豊富ですので、
内釜はアルミで選んで頂くのが宜しいかと思います。
代表機種⇒SR-ML051JAI-R550JAJ-A551
あくまでも、私の独自でのおすすめですが(^^;

上の方で述べました「多層釜」については
別のページで詳しく説明したいと思います。

IHは発熱効率も重要

IH(誘導加熱)式とは簡単にいうと
磁力線を受けて内釜内の発熱物質が発熱する方式です。
より詳しい話はWikiに載ってます。⇒Wikipedia「誘導加熱」

なので、IH式は発熱物質が必要。
現在のIH炊飯器に使われてる物はだいたい
「ステンレス」、「鉄」、「炭素」です。

これらの素材はそれぞれ弱点があります。
「ステンレス」
こちらは熱伝導率が良くないわけでして、
いくら発熱しても、それを伝える力が弱いのは
炊飯器にはかなりのハンデ。
「鉄」
こちらは「ステンレス」よりは発熱効率、熱伝導率が高いですが、
さびるし、重い。
これは調理器具としてどうよ??って感じ。
「炭素」
こちらはIHでの発熱効率が金属より圧倒的に高い。
しかしながら、どうやって内釜に加工するねん!ってところ。
脆い素材なので、板にするなんてもっての外だし。
まあ、三菱さんがそれを実現しましたが・・・

内釜にはこれらの素材以外にも
「銅」、「アルミ」なども使われてますが、
これらはIHの発熱物質ではなく、
釜の熱伝導率を上げる為に使われてます。
なので、これらの素材は単一素材としては使われてなく、
多層タイプに組み込まれる素材です。

その「多層釜」の話と、
最近の高級釜に普及してきた「単一素材釜」など
内釜の話の続きはコチラへどうぞ⇒炊飯器の内釜の材質を比較してみる

内釜だけで火力が決まるわけではない

おいしく炊くのに必要な「火力」は
内釜の構造だけでは判断できないところがあります。

IHジャーとしてどのメーカーも売り出してますが、
IHだけで発熱しているのはパナソニックさんだけで、
他のメーカーさんは側面にヒーターも併用しています。

しかも家庭用電力に限界があって、
〇段IHとか、ふたヒーターなどすべてのヒーターを
同時に発熱させるのには限界があるので、
例えば底面のIHヒーターと側面のヒーターが
交互に切り替わって発熱するといった感じです。

そうすることによって、加熱ムラを防ぐという
意味合いもあります。

なので、必ずしも内釜の構造だけで「火力」は
決まるものではないことを付け加えておきます。


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