個人的なごはん感

私は子供時代は関西で過ごしたので、
「口当たりがいいごはん」がおいしいごはんと思ってました。

口当たりがいいってのは
そんなに噛まなくてもごはん粒が口の中に溶けて
でんぷんの甘みがじわーーっと出てくるような。

一般的にいうと「柔らかいごはん」ってところでしょうか。

実際関西方面の外食屋さんでも
そういうごはんがスタンダードだったので、
それが「おいしいごはん」の基準となってました。

その感覚で言うと、
粒がしっかりした俗にいう「硬いごはん」ってのは
水分量が少なくて、もっちり感もないので、
口の中でモソモソする為、でんぷんの味も感じることなく
その不快感で「おいしくない!」って決めつけてました。

そんなごはんなので、すし飯やカレー、チャーハンなど
味付けごはんにしないと食べられないものと思ってました。

そして、社会人になり、
何の因果か、東京に住むことになりまして、
和食店で出されるごはんにびっくりいたしました。

何でこんなつぶつぶ感たっぷりなん?

でも関東の人はそれがスタンダード
たまにわたし好みのしっとりごはんが出てきた暁には
「なに!このべっちゃりごはん!!」
と全否定(^^;

正直、ふつうの定食屋で出される「ごはん」はイマイチ好きではありませんでした。

そして、ひょんなことから「家電販売員」の仕事を
はじめることになりまして、
その時、ちょうど10万円の炊飯器が
話題になっていました。

「はあ( ゚Д゚)、炊飯器に10万円なんてアホちゃうか〜」

なんてバカにしてましたが、
その実演ごはんに驚愕いたしました。
まず、口の中に入れると
芳醇なごはんの香りが鼻に向けて抜けていくのです。
ごはんつぶはしっかり目なのに、
数回噛むと、ごはんの甘みがじわ〜〜っと
口の中に広がっていきます。

まさしく、私が今まで体験したことがない世界に
ごはんが連れてってくれた瞬間でありました。
本当に、ごはん粒を噛むことが楽しくなるごはん。

それが、三菱さんの本炭釜です。
s_honsumi.jpg
(価格.comのWebサイトより)

私が出会ったときはこんな形をしていました。
今はこんな形をしています⇒三菱本炭釜

そして、各メーカーの炊飯器のごはんも色々試食してみて、
全く同じ条件で炊飯実演しているのに、
「硬さ柔らかさ」、「もっちり感」とかが全く違うんです。

まさに、炊飯器とごはんの奥深さを感じました。

それからというものの、すっかり炊飯器の魅力にハマり、
様々な機種の試食をして、
その特徴を自分の五感で感じて
それをお客様にお伝えしていこうと思ったのでありました。

そして今に至っている次第です。

関東と関西だけでもごはんの違いが歴然なので、
他の地方も含めると、ごはんの好みって
人それぞれになってくるし
本当は「おいしいごはん」の線引きなんてできない
ものであると思います。
なので、お客様の好みを伺ったうえで、
最適な機種をおすすめしていくのがモットーでございます。

それをWeb上でも極力再現できるよう努力していきたいと
思ってます。

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