日立さんの炊飯器の特徴と選び方

日立さんが炊飯器作ってるって知られてませんよね。
お客様から
「日立の炊飯器?」なんて言われます。
イメージ的には
「冷蔵庫」と「洗濯機」と「白くまくん」くらいだし。
あ、そういえば、うちの実家のレンジは日立ですね。
もう20年くらい頑張ってます。めっちゃ丈夫(^^;

上位機種は「ふっくら御膳」

2014年までの内釜は「鉄」を主体にした釜でした。
鉄のいいところはIHの発熱効率がいいところ
省電力で大きな熱量を生むところが
ごはんを炊くには最適なので、
最近は象印さんや東芝さんも取り入れてます。

しかしながら、鉄はやはり重いわけでありまして、
それは使い勝手で言えばかなりの負担になります。

そこを日立さんは考えたのでしょう。
2015年発表の「高伝熱厚釜」はIH発熱部分である
底部のみ鉄を溶射して、
全体的なつくりはアルミ合金にすることによって
軽量化を実現しました。

rz2015_01.jpg
(日立さんのパンフレットより)

以前の釜は1.2kgだったので、かなりの軽量化です。

ただ、それによって、ごはん炊きに大切な
「大きな熱量」が出せるのかどうか。

最上位機種のYW3000M(2016年度)は
側面にヒーターがあるので、
ある程度補うことができると思いますが、
YVタイプはIHのみの発熱です。

底面のみで発生した熱を
熱伝導率がいいアルミ合金で伝える方法が
以前の鉄釜のように
釜全体が発熱体の釜の火力に匹敵するのか
どうかが疑問です。

それと、底面だけ鉄を溶射している物を
果たして「鉄釜」と名乗っていいのかどうか(^^;
まさか真面目な日立さんが・・・って感じです。

まあ、そんなことより、
ごはんがおいしいかどうかが重要なのですよね。

まだこのお釜の実演ごはんを食べれてないので、
その辺の感想は食べれたら書いていきたいと思います。

でもって日立さん、
何だか多機能なわけでありまして。
・スチーム
炊飯時の蒸気を内ぶたの2重になってるところに貯めて、
ふたヒーターでそれを加熱してスチームを入れて蒸らします。
・蒸気カット
内ぶたの蒸気口部分を大きくして、上がってきた蒸気をそこで
冷ますことによって蒸気が出ないようになってます。

など、「パナソニック」さんや「三菱」さんがやっている
機能も取り入れてます。
ただ、こちらは後発なので、
スチーム機能は「パナ」さんの方が効果があると思うし
蒸気カットに関しては、日立さんは「蒸気を出さない」のが
コンセプトになってます。

とまあ、いかに「ごはんをおいしく炊くか」を追求すべく、
他社コンセプトも取り入れちゃってます。

日立のごはんの特徴

その昔、日立さんの炊飯器は象印さんの工場で作っていた。
って「象印」ヘルパーさんが仰ってました。
日立さんからの情報ではないので、
真偽のほどは分かりかねますが・・・

ただ、それを納得させる事としは、
ごはんの硬さ的には日立さんと象印さんは大体同じくらい。
「硬くもなく、柔らかくもなく、ふつう」です。
ただ、ごはんの味の出方としては「甘み」は出てると思います。
それは「スチーム」蒸らしの効能と、
浸し時の水温を高め(60℃)にする事で
より甘みを引き出す所が
工夫されてるためだと思います。

それから高級釜〜廉価版まで「圧力式」を採用してます。
その圧力レベルは
開発当初は1.5気圧でしたが、
2007年度〜2014年度までは1.3気圧
2015年〜1.2気圧になっています。

他社炊飯器は大体1.2気圧で開発されてますが、
1.5気圧で作られたわけとしては
沸点が112℃になるので、
よりでんぷんが甘みに変わるし
粘りも出ます。
そして、1.5気圧から一気に圧力を抜いて
1気圧にすることによって
釜内がより撹拌される利点があったため。

ただ、圧力はかけすぎると
組織が破壊されてしまいます。
肉のかたまりだととろける食感になりますが、
ごはんはある程度の食感がないと
「やわらかい」ということで、
特に東日本の方には
受け入れられなくなるわけでして。

2016年現在は他社炊飯器と同じ
1.2気圧になっています。

短所、長所

まず短所
デザインは相変わらず「男性的」ですよね。

ただ、最上位機種RZ-YW3000Mはサイズが
以前よりシェイプアップ。
そして何より見た目がコンパクトっぽいところでは
まずまずではないでしょうか。

あとは好みになるんだと思いますが、
「赤」の使い方がびみょ〜な気がします。
この手の専門家でないので、何とも言えませんが。

長所
これは炊飯実演をして感じたのですが、
ふたを開けると、
二重になってる内ぶたにつゆ受けポケットがついていて、
そこに結露が回収されます。
なので、本体の内釜のまわりに水が溜まらないので
頻繁にふき取る必要がないです。

これ、ものぐさな人には
かなり魅力的だと思うんですが(^^;
まさしくそれに該当する私は
「これいい!!」って思いました。
でも、これ、パンフにも紹介されてないし・・・

そして、1、2合でも
加熱をコントロールして上手に炊いてくれる
「少量炊き」ボタンってのがあります。
どうしても5.5合釜で1合とか炊くと
「水分多めでぺっちゃり」な感じで
炊き上がると思います。
このボタンを押して設定する事によって、
加熱を調節して少量ごはんも
ぺっちゃりになりません。

そしてこのボタンが「独立」していることによって、
玄米や雑穀米も少量で炊けます。
まあ、他社も「少量」炊きってあるんですが、
あくまでも白米のみです。

そして内釜の保証が6年と
一番期間が長いです。

これは内釜のコーティングがダメになって
買い替えや内釜お取り寄せの頻度が
少なくなるのは大きな利点ですね。

以上を踏まえて
思ったよりご飯の甘みは出てるし、
ごはんの「粘り」、「もちもち感」は
他社圧力炊飯器の中ではかなりあるほうです
(2014年製品)

圧力とスチームを採用している
パナソニックさんと比較すると、
日立さんは圧力がメインなので、
「もっちりした粘り」を重視するなら日立さん
「しっとり感のあるごはん」を重視するならパナさんかな。

中間価格帯〜廉価版で言うと、
圧力タイプで1万円台の特価で
よく売り出してるのは日立さんか象印さん
この価格帯で比べると、
日立さんの内釜の発熱体は鉄を使用しており、
ステンレスの象印さんと比べると
火力は大きい。

そして何より、内釜が6年保証で
上位機種と同じフッ素コートになってます。

総合して比べると
日立さんの方がお得感があると思います。


とにかく、日立さんの炊飯器って、
説明する機能が多すぎ(^^;
ただ、それは純粋に「ごはんをおいしくするために」
いろんな機能が搭載されてるのでしょう。

言えることは、イメージ戦略で開発されてるわけではないので、
実際に実演ごはんを食べてもらうのが
いいと思います。

何だか、最近は規制やらなんやらで
店舗側であまりお客様に
実演ごはんを食べさせるのは
嫌がっているようですが、
買う側としては、うんちく言われても
実際に食べてみないとわからんわけですから。

それをやろうとしないから
わけのわからん「おいしく炊けそうなイメージ」を作って
売るようなことになるんだよね┐(´д`)┌

日立さんにはぜひ
そんな風潮に流されずに、
開発をしてほしいとおもいます。

ただ、それをいかに消費者に伝えるか
という部分も大切ですから
アピールの仕方をもうちょっと工夫すれば
もっと一般の人にも浸透するんじゃないでしょうか。


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