三洋さんの炊飯器について

2011年にパナソニックに完全子会社化されたことによって
三洋の炊飯器は終わりを迎えました。

ごはんにこだわりのある方々から絶大な支持があった三洋さんの炊飯器について
ちょっと語ってみたいと思います。

お店で実演する機種ってどのメーカーも最上位機種だけなのですが、
三洋のメーカーヘルパーさんはいつも
最上位機種と中間価格帯の機種の2機種を炊飯実演していました。

最上位機種のみ実演する意味って、
「これだけおいしいご飯が炊けるんだから、これくらいの値段がするんですよ〜」
的な意味あいで、上位機種に対して説得力をもたせるものであって、
メーカーも値段が高い機種を売りたいって思惑もあるからなんですけど、
もし中間機種でもおいしかったら「それでいいやん!」って事になるので、
販売戦略でいうと「・・・」です。

そんでもって、その三洋さんの「匠純銅」と中間機種と食べ比べたところ・・・
「意外と中間機種もおいしい♪」
って思いました(^^;
硬さは象印さんよりやや柔らかめで食感ももちもちなのですが
他社炊飯器より圧倒的な差があったのは
「ごはんの甘みがものすごく出てる」ことです。
これは甘みを引き出すと言われているスチーム炊きを採用している
パナソニック、日立よりごはんは甘かった。

なぜ三洋さんのごはんは甘いのか
やっぱ可変圧力なのかと思いきや最上位機種の「匠純銅」は可変圧力じゃないし、
銅釜が味を出すのかといろいろ分析をして、
他社にはない機能がひとつありました。それは
炊飯中に発生する「おねば」を蒸気口に貯めて、
それを蒸らしの時にご飯に戻す機能。


「おねば」はでんぷんが溶けだした液体なので、
ここに凝縮された「甘み」があるのではないでしょうか。
ただ、ずっと噛みしめると出てくる「甘み」に関してはやはり
「匠純銅」のほうがしっかり出てました。
そこが値段の差。
ごはん好きの人って、ごはん独自のこの「甘み」を堪能したいんですよね。
そこんところがごはん好きの方に支持される理由だと思います。

実際私も高級機種で自腹切ってもいい!って思わせたのは
この「匠純銅」ともう1機種だけです。

それを思うと三洋ブランドがなくなったのは
炊飯器業界にとってかなりの損失でございます。
現在はパナソニックさんがその技術を引き継いだ形で
「Wおどり炊き」っていうものを出してますが、
「似て非なるもの!!」って言いすぎか(^^;

三洋の「おどり炊き」を使ってる人が買い替えで再度「おどり炊き」を求める方がホントに多いんですよ。
その方からすれば、このブランドの消滅ってのはかなりイタイと思います。
「匠純銅」や「おどり炊き」ごはんを堪能していた皆様。
残念ながら炊飯器ジプシーとしてさまよってください。
あくまでも個人的な意見ですが、
他社製品と比べて、強・い・て・い・え・ば日立さんのごはんが一番近いかも。
あくまでも一番近いって意味でね。

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